英語のコミュニケーションで自信をつける方法

英語のコミュニケーションで自信をつける方法

こんにちは!SOLO LANGUAGEルークです。

今回の記事では、英語のコミュニケーションで自信をつける方法をお伝えします。

毎年何百人とカウンセリングを行う中で、最も多い悩みが「英語を話す自信がもてない」というものです。

実はこういった悩みは、一般的な日本人からしたらネイティブレベルの英語力を持つ人でも同様の悩みを抱えています。

つまり「自信が持てない」という課題は英語力を伸ばすことで解決するものではないと考えられるということです。

そんな話を詳しくお伝えできればと思います。

英語のコミュニケーションで自信をつける方法

先ほど、英語力を伸ばすだけでは課題は解決できない可能性があることをお伝えしました。

ということは、英語力ではなくコミュニケーションに関わる何かしらの要素が原因になっている可能性が高いと考えられます。

つまり、

  1. トピックに関する知識
  2. コミュニケーションの認識
  3. 自分への劣等感

などの要素が「コミュニケーションに自信を持てない」という現象を引き起こしていると仮説を立てることができます。

知識があるトピックは自信を持って話せる

イギリスにあるレスター大学のブライオニー・D・プルフォードの論文を見てみると以下のようなことが書いてあります。

ヒューリスティックとは、経験や先入観によって直感的に正解に近い答えを得ることができる思考法です。

つまり、何かトピックを話している時に「答えを知っている場合」は、自然とコミュニケーションに対して自信を持つことができ前向きに会話をすることができるということです。

例えば、

  • エンジニアなのに営業職の人が集まるミーティングに参加している
  • マネージャーに昇格したことで経験のないコーチングを実践する必要がある
  • 雑談が深くなると何のことだかわからなくなり相槌が多くなる

というような状況をイメージしていてください。自信満々にコミュニケーションを取るのが難しそうだということがわかりますよ。

逆に、

  • 趣味
  • プログラミング言語
  • ビジネススキル

など「自分はこれだけは負けない」という領域について話す時はどうでしょう。きっと、自信を持って話せることが想像できると思います。

このように、言語を伝える媒体よりもそのコンテンツ自体の知識量が、コミュニケーションに対する自信に影響を与えていると考えることができます。

自分に興味が向けられると自信を持って話せる

私たちは「この人は価値のある人間だ」と相手から思われることで、自然と自信を獲得しています。

例えば私がレッスンやスピーチをした時に、

  1. 明らかに興味なさそうに下を向いているオーディエンス
  2. うなずいたりメモを取ったりと関心を示してくれるオーディエンス

がいた場合、明らかに後者の方がより自信を持ってレッスンやスピーチを提供できます。

どんなに知識がある内容だとしても、その内容に誰も注意を向けていない状態(=興味がない状態)はとても辛いです。

辛いと早くその場を去りたくなるので、徐々に声も小さくなり話すテンポも早くなります。

その結果「自分はコミュニケーションが苦手なのでは」と認識するようになり、コミュニケーション自体に苦手意識を抱いてしまうのです。

この事象に対する対処法は「自分は話を聞くに値する人間である」というブランディングをしていくことが効果的です。

例えば、

  1. Pythonについて社内で一番精通している
  2. クロージングの技術が高く社内で表彰された
  3. リスティング広告について誰よりも理解している

などの実績を持っている場合「この人の話を聞いたら何か得るものがありそうだ」と他者は自然と評価します。

これはいわゆる「ハロー効果」と言われる心理用語で、何か一つに優れたことがあるという印象を与えると、それ以外の能力も優れていると錯覚して認識することを指します。

このように、社内での自分の見え方について戦略的に考えてみることも、効果的な対策になり得ると考えられます。

まとめ

「英語ができない」という便利な言葉に帰結しない

今回の記事のポイントを以下にまとめておきます。

  1. 自分の知っている事に関して自信を持って話せる
  2. 人に興味を向けられたら自信を持って話せる
  3. 英語力以外に本当の課題が隠れている可能性がある

日本語話者が、ネイティブ並みの英語を話せるようになるのはおそらく不可能です。(若年期に海外経験がなければ)

それほど言語の性質やロジックの構築方法が異なるので、これを完璧にマスターしようと考えると半永久的にコンプレックスと戦い続けなくてはならなくなるでしょう。

なので、前提として「完璧な英語は話せない」という事実を認識することが先決です。

比較対象をネイティブの英語にするのではなく、アジア諸国で話されている英語に切り替えてみましょう。

学習のハードルや学習に対する取り組み方がガラリと変わるはずです。

「英語ができないから…」というのは便利な言葉で、自分の現状を肯定することができます。しかしそれは、チャレンジを遠ざけ、自分が作ったプライドという殻をより厚く強固なものにしてしまう恐れがあります。

「思い込み」の力はとても強く、私たちを前進させることもできれば後退させることもできます。それならば、良い方向に「思い込んだ」方がお得そうですね。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

何か英語に関するお悩みなどあればお気軽にご連絡ください。

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