「また時間ある時にリーディングはやろう!」なんてことを思って、一切リーディングの勉強をやらずに放置していませんか?
どうしても英語の長文をみると目をそらしたくなってしまいますよね。結局、背景知識があるトピックは「なんとなく読めて」、背景知識がないトピックは「読めないし眠くなる」そんな感じで英語のリーディングに向き合っている人は多いのでは。
今回はそんな英語のリーディングに課題を抱えている人にオススメのウェブサイト「Medium」を紹介します。
英語のリーディング学習にオススメのサイト「Medium」
英語のリーディングが難しいと感じる理由は?
「時間をかければ読むことができるけど、英語の長文には抵抗感がある」このように感じている英語中上級者は少なくないのではないでしょうか。特に文章の専門性が高くなると、どうしても理解する時間が余計にかかり、読むたびにストレスを感じてしまいがちです。
そんな英語のリーディングに課題感を抱いている人は以下の原因が該当する可能性があります。
原因1:語彙力不足
文章全体で理解できる語彙が8割以下の場合、内容を正確に理解することは厳しいです。語彙力が足りない場合、私たちは背景知識で内容理解を補う傾向がありますが、見当違いな解釈をしてしまうケースも多々あるので注意が必要です。
対策方法は、リーディングやリスニングの学習中に分からない語彙があった場合、地道に調べることです。特に専門分野に関する語彙を中心に理解できるようになることから始めると良いでしょう。
原因2:英語の文章構成の理解不足
英語の論理展開を理解できていないと、書き手の「主張」と「リーズニング」を混合して理解してしまうケースがあります。要点が理解できなくなることがしばしばあり、せっかく英語を読んだのに内容が頭に入らない、なんてケースも。
対策方法はライティングを学習することです。実際にアウトプットする過程で、英語特有の論理展開が自然に身につきます。
原因3:全体ではなく細部にこだわってしまう
英語を読む時にかぎって、一文ずつ丁寧に読みすぎてしまって時間がかかりすぎてしまうケースです。途中で分からない表現があると、途端に文章全体がわからなくなってしまったりします。
対策方法は多読です。自分の英語力よりも少しレベルの低い本などを、分からない部分を飛ばしてどんどん読むことで、日本語のようにサッと英語を読むことに慣れていきます。
今回紹介する「Medium」とは?
「Medium」は記事投稿ウェブサービスで、ブログよりも気軽に投稿できるプラットフォームです。特に起業家の投稿が多く、実際に事業で得た情報や経験が記事として投稿されているので、ウェブ検索で閲覧する記事よりもより具体的な内容を得ることができます。
「Medium」を使ったオススメのリーディング学習方法
自分に関連あるキーワードを検索
まずはホームページの検索ボックスで、自分に関連または関心のあるキーワードを入力しましょう。特に業務内容に関係するトピックがオススメです。
興味があるタイトルの記事を読む
検索して出てきた記事のうち、興味を引くタイトルの記事を読んでみましょう。もし決めるのが難しい場合は、「Clap」数の多い記事を読んでみるのもいいでしょう。
「いいね」のような機能で、「Clap」数が多い記事ほど他の読者が共感した記事なので内容に信頼がおけます。
「Medium」で英語学習するときのコツ
有益な情報をシェアする
例え有益な情報がたくさんある「Medium」でも、継続して学習するには気が重くなる時があります。そんな時は、「○○さんが好きそうな記事だな」と思ったら、サッと読んで記事をシェアしましょう。
シェアした記事の意見交換まで発展すると、自然と記事内容を理解する必要性がでてくるので読まざるおえない状況になります。シェアした相手からも感謝されるので、気になった記事はどんどんシェアしましょう。
制限時間を決めて記事を読む
「Medium」は文字量に応じて、1記事を読むのにかかる目安の時間が分かります。だらだらと1記事を読むのではなく、まずは目安の時間内に読み終えるように意識を集中して取り組みましょう。
慣れてくると長い文章でも要点を汲み取りながら内容を理解することができるようになります。
記事を読み終えたら要約をする
記事を読み終えたら「つまりこの記事で伝えたかったことは○○だったな」と内容を頭の中で要約してみましょう。一度立ち止まって記事内の要点を振り返る癖をつけることで、インプットした内容の理解度が高まります。
有料会員になれば音読機能がつく
スマホをみる時間の余裕がない人は、有料会員になることで記事の音読機能が追加されます。移動中でも気軽に記事の内容を理解することができるので忙しい方には特にオススメです。
まとめ
英語のリーディング力向上のためには日常に英語を組み込む
「よし、英語を勉強するぞ!」と気合いを入れて参考書の英文を読む。そんなことができる気力がある日は、365日のうちいったい何日あるでしょう?
そうです。「英語を」勉強しようと思うと、毎日続けるためには気力と意志力が必要になります。仕事で忙殺されて、どうしても気力が湧かない時期もあります。一度英語の学習をやめてしまうと、再度やり直すには数倍の気力が必要です。
そんな問題の解決策は、英語を日常の中に組み込むことです。今回紹介した「Medium」のように、情報収拾を英語でおこなう習慣をつけると、「英語を」学ぶことなく日常的に英語に触れることができます。
最初は1センテンスだけでもいいのです。少しずつでいいので、英語を読む抵抗感を和らげていき自然に英語に触れる時間を増やしていく。
そうすることで頑張りすぎることなく、英語学習を継続することができます。
本日はここまでです。最後まで読んでいただきありがとうございました。
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