「英会話のたびにいつもあたふたしてしまう…」
この記事はそんな英会話に対して苦手意識を持っている人に向けて、短期的に英会話の課題を解決できる方法を紹介します。
英語を話すとなると、例えクーラーが効いているオフィスでも冷や汗をかいてしまう経験がある方は少なくないのでは。
そんな抵抗感がある英会話に対して、この記事を読むことで少しでも気持ちが楽になれば嬉しいです。
英会話で短期的に効果が出る勉強方法
英会話で短期的に効果を出すためには発音習得が最優先
これから英会話を取り組む方は特に注意して欲しいことが1点あります。それは英語の発音についてです。
発音は音声コミュニケーションにおいて最も重要な要素です。
発音ができないと必然的に英語のリスニング力は伸びないので、相手の伝えていることを理解できません。あなたが伝えたいことも相手に理解されません。
つまり英語の発音が習得できていないと、英会話を勉強する以前にコミュニケーションで同じ土俵に立てていないという状態になります。
その状態でいくら英会話の勉強をしてもコミュニケーションが成立しない恐れがあるので、もし発音に自信がない場合は、まず英語の発音を習得することに貴重な時間を投資することをオススメします。
英語の発音習得に関しては、以下の記事が参考になると思います。
英会話がスムーズに行えない原因は?
英会話であたふたしてしまう原因を分析すると以下の2点に集約されます
英会話であたふたしてしまう2つの原因
- 質問の意図が理解できない
- 質問に対してどう回答すればいいかわからない
特にネイティブ特有の「言い回し」や「フレーズ」を用いて質問をされると、一瞬で頭が真っ白に…なんてことが起こります。
これらの根本の原因をさらに辿ると、英会話に関するインプット不足が問題であることが考えられるでしょう。
「TOEICで高スコア取れるようにあんなに頑張ったのに、インプット不足だって!?」
そうなんです。圧倒的に英会話のインプットが不足している状態です。
中学・高校時代を思い出してください。英語の授業が始まる時、先生はどんな掛け声で授業を始めていましたか?
そうです。「Hello Class!How are you today?」ですよね。これに対する回答は決まりきっていて「I’m fine, and you?」です。
上記の例と同じように、何も考えずに英語の質問に対して回答が出てくる状態がインプットが十分にある状態です。
どうでしょう。やっぱり英会話に関するインプットが足りてなさそうではないですか?
「質問」と「回答」を用意することで英会話が短期的にできるようになる
早速解決方法から書くと「英語の質問と、質問に対する回答を事前に用意すること」で短期的に英会話がスムーズに行うことができるようになります。
中学・高校時代の英語の授業の例からわかる通り、日常的に行われる英会話は型の決まったテンプレートの応答が大半です。
つまり質問に対してある程度回答するべき型が決まっているということですね。この型を一つずつ覚えることで、英会話に対する抵抗感は激減するでしょう。
具体的な英会話の勉強方法は?
英語特有の質問がまとめられているウェブサイトが数多くあります。仮にウェブサイトで学習をする場合は、以下のサイトはオススメです。
と、紹介させていただきましたが、上から下まで画面をスクロールして確認するのは面倒くさすぎる!
ということで、英語でよく聞かれる質問と一般的な回答についての学習セットを私が個人的に作成しました。アプリのダウンロードなど必要ない「Quizlet(クイズレット)」というアプリを使用しています。
もし英会話の学習教材に迷っていましたら、使ってみてください。
SOLO(ソロ)が作成した英会話の学習教材
まとめ
英会話のテンプレートを覚えるだけでは単なる「英語ができる人」
日常的な英会話ができることの価値は今後どんどん下がります。なぜならテンプレートほどテクノロジーで代替可能だからです。
携帯できる小型翻訳機が安価で手に入る時代。仕事のメールはグーグル翻訳がなんとかしてくれる時代。そんな時代に求められる英語力は、テンプレートをつかいこなしたその先にあります。
これからの時代に求められる英語力。それは「あなた自身の『想い』『考え』を正しく表現できる英語力」です。それはつまり「人を動かす英語力」と言ってもいいかもしれません。
あなたの親友や信頼できる上司、恋人を頭に思い浮かべてください。
あなたが信頼している誰しもが、その人だけが持っている価値を発信しているはずです。そうです。日本語で伝えることができるあなたの価値を英語で伝える。
これが目指すべき英語習得のゴールです。そのレベルまで英語力を伸ばすことで、取り替えの効かないあなただけの価値が活きてくるのだと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました。少しでもこの記事が参考になれば幸いです。